翠松園

【前菜】
赤貝と分葱の酢味噌 花穂
あんぽ柿と菜の花の燻製白和え
鉄皮煮凝り
このわた玉地蒸し 銀あん 山葵
黄韮と焼き椎茸の浸し
煮穴子と蓮根のお寿司 降り柚子
合鴨ロース 金山寺味噌
寒鰆吟醸焼き 唐墨
海老湯葉包み揚げ
銀杏松葉刺し　慈姑煎餅

今思えば
この前菜盛りが
一番クオリティが高い一品だったかもしれない。

全て薄味だが
酒のﾂﾏﾐとしては最高であった。



メニューに載っていない
十四代　七重二十貫　四合瓶　３３０００円は
ちょっと乗っけすぎだと思いますデスガ。。。



【吸物】
清まし仕立て
蛤真丈 新筍 鈴菜
紅白野菜 椎茸 木の芽

これもよく出来た一品
バランス良。



【造里】
本鮪中トロ 寒平目 炙り鯖
あしらい
ホワイトセロリ 京人参
土佐酢ジュレ

金にモノをいわせた一品
相応の味がする
土佐酢ジュレは味がボケてる。



帆立貝と烏賊のサラダ仕立て

左奥のコップに入ってたのがコレ。
これは良い仕事。刺し盛りの平凡さに
くらぶれば創造力のある一品



【煮物】
白子の天ぷらと聖護院蕪の柚子味噌
ずわい蟹 切り三つ葉の餡
針柚子

この値段でコノ天ぷら揚げの技術はどーなんだろ？ってゆ～一品。
この辺りから疑問な品が続き始めるｗ
餡は良し　

　

【焼物】
海老芋フォアグラの二身焼き
蜂蜜バター

完全に謎な献立
芋は良い物だがメインの前にこの根菜系練り物は
非常に食欲を削ぐ、又フォアグラも探す気にもならない。
蜂蜜バターは甘すぎる



【食事】
黒毛和牛すき焼き風
九条葱 温玉
魚沼産コシヒカリ釜炊き

赤出汁 香の物（盛り合わせ）

見栄えの悪い一皿
米はコシヒカリを炊くには水分量が正しくない為
ベッチョリしてる（撮影する気にもならんかった

肉は低温茹での
すき焼きソース。メインがコレでいいのか。。。



【水菓子】
苺アイス アイベリー 黒豆
柚子ゼリー 林檎スティック

アイベリーは大味で
アイスは甘すぎで果物の糖味をより解らなくしている

全体として、前半の素晴らしい内容に比べて
後半はお粗末過ぎる

だが、
それでも前半の満足度の御陰で
後半の前面失敗も許せるほどの気持ちにさせるのはある意味ゴイスー。